四十肩・五十肩(フローズンショルダー)

四十肩・五十肩(フローズンショルダー)

こんな症状はありませんか?

  • 肩を動かした時の鋭い痛み

  • 夜間痛(寝ているときの痛み)

  • 肩の可動域制限

  • 肩から腕にかけての重だるさ

  • 安静時の鈍痛

四十肩・五十肩(フローズンショルダー)について

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)は、肩の関節を包んでいる膜(関節包)に炎症が起き、放置すると癒着して肩が動かなくなる疾患です。

施術内容・施術方針

四十肩・五十肩への施術アプローチ

​【1】炎症期・拘縮期に合わせた段階的施術
激しい痛みがある時期(急性期)は無理に動かさず周辺の緊張を取り、関節が固まる時期(拘縮期)には徐々に関節の動く範囲を広げるなど、状態に合わせた施術を行います。

【2】肩甲骨の可動性向上
肩関節(腕の付け根)の動きが悪くなると、肩甲骨がその分を補おうとして無理に動きます。肩甲骨周りの筋肉を緩め、肩甲骨が正しく動く土台を整えることで、肩への負担を軽減します。

【3】上腕二頭筋・三頭筋のリリーシング
肩の痛みから腕の筋肉も過度に緊張し、それがさらに肩の動きを制限します。腕の筋肉を丁寧に緩めることで、肩関節にかかるテンションを和らげます。

【4】胸郭(胸周り)の柔軟性確保
猫背や巻き肩の姿勢は肩の通り道を狭くします。胸の筋肉を広げ、胸椎(背骨)を伸ばしやすくすることで、腕がスムーズに上がる環境を作ります。

​【5】振り子運動などの運動療法指導
関節が固まるのを防ぐため、自重を利用して肩をリラックスさせた状態で動かす「アイロン体操(コッドマン体操)」などのセルフケアを導入し、早期回復を促します。

注意事項

四十肩・五十肩における注意事項

​【1】「痛みの種類」で見極める(無理なリハビリの禁止)
「動かして痛い」のと「動かさないと固まる」の判断は重要です。ズキズキと脈打つような強い痛みがある時は無理に動かさず、安静を優先してください。鋭い痛みが落ち着いてから徐々に動かし始めます。

​【2】夜間の「クッション活用」による除圧
夜間痛を防ぐため、寝る時に肩の下や肘の下にクッションやバスタオルを置き、肩が後ろに落ち込まない(浮かない)ように支えると、関節への負担が減り痛みが緩和されます。

​【3】肩を冷やさない工夫
冷えは血流を悪化させ、痛みを強くしたり関節を固まりやすくしたりします。夏場の冷房や冬の冷気から肩を守るため、入浴で温めたり、肩を覆う衣類を意識的に選んでください。

​【4】重い荷物を急に持たない
炎症が起きている関節包や周辺の腱は非常にもろくなっています。急に重いものを持ったり、腕を急激に伸ばしたりすると、さらなる損傷(腱板断裂など)を招く恐れがあります。

​【5】長期間の放置を避ける
「そのうち治るだろう」と半年以上放置すると、関節が完全に固まってしまい、回復に数年かかるケースもあります。可動域に違和感が出始めたら、早めに適切なアプローチを開始することが大切です。

その他の症状について

首の症状一覧

肩の症状一覧

首・肩の複合的な症状一覧

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