こんな症状はありませんか?
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腕を上げる瞬間の痛みと力が入らない感覚
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夜間の痛み(夜間痛)
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肩を動かした時の「きしみ音」
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結帯・結髪動作(背中や頭の後ろへの動作)の困難
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反対の手で支えれば腕が上がる
腱板損傷(ローテーターカフ損傷)について
腱板損傷(けんばんそんしょう)は、肩の関節を安定させている4つの筋肉(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)の腱が、加齢や肩の使いすぎ、あるいは転倒などの衝撃によって損傷・断裂した状態です。
施術内容・施術方針
腱板損傷への施術アプローチ
【1】残存している腱板の機能強化
完全に断裂していない部分や、他の3つのインナーマッスルを活性化させ、損傷した部分の役割をカバーできるようにトレーニングや調整を行います。
【2】肩甲骨の安定化と連動性の向上
肩甲骨が正しい位置でスムーズに動くように整えることで、損傷した腱にかかる物理的な摩擦や負担を最小限に抑えます。
【3】肩関節周辺の「代償筋」のリリーシング
痛めた腱をかばって過剰に働いている三角筋や大胸筋、上腕二頭筋などの緊張を解き、肩全体の「力み」を取り除きます。
【4】脊柱(背骨)と胸郭の柔軟性確保
体幹部をしっかり伸ばせるようにすることで、腕を上げる動作を肩だけでなく全身でサポートできる状態へと導きます。
【5】生活動作の再教育と「除圧」指導
肩の隙間を狭めないような腕の使い道や、炎症を長引かせないための日常的なケア(アイシングやテーピング等)の指導を行います。
注意事項
腱板損傷における注意事項
【1】自己判断での無理な挙上訓練の禁止
「動かさないと固まる」と考えて無理に腕を上げようとすると、損傷部位(亀裂)がさらに広がってしまう恐れがあります。痛みを伴う動作は原則として避けてください。
【2】重い荷物を「引っ張る」「持ち上げる」動作の制限
急に重いものを持ったり、犬の散歩でリードを急に引かれたりといった「急激な負荷」は、腱の損傷を一気に悪化させるリスクがあります。
【3】夜寝る際の「肩のポジショニング」
寝る時は、痛む側の肘の下にクッションや折りたたんだバスタオルを置き、肩を少し前方に支えるようにすると、腱へのテンションが抜けて夜間痛が緩和されやすくなります。
【4】肩を冷やさない・温めすぎないの使い分け
熱感があってズキズキ痛むときは冷やし、炎症が落ち着いて重だるいときは温めて血流を促します。その時の状態に合わせたケアを専門家と相談して選択してください。
【5】「放置」による筋肉の萎縮に注意
痛みがあるからといって完全に動かさない期間が長すぎると、肩の筋肉が痩せてしまい(萎縮)、後のリハビリが非常に困難になります。適切な負荷設定のもとで、動かせる範囲を維持することが大切です。
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